ビットコイン、7万5000ドル割れ アナリストは2023年局面の再現を指摘

AI マーケットサマリー
ビットコインが7万5,000ドルを下回ったことは、8月以来初めてであり、テクノロジー株と半導体株の売り、および予想以上に強い失業保険申請件数が利下げ期待を削いだことと同時に起きた。約4億2,700万ドルの清算(主にロング)がこの動きを増幅した。7万5,500ドル付近の50週平均が当面の攻防線であり、これを割り込むと200週圏が視野に入る一方、デリバティブのポジションは脆弱なままで、マクロデータが引き続き支配的な要因となっている。
影響度
● 高い
影響を受ける資産
BTC/USDT-0.07%
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▼ 弱気
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ビットコインは8月以来初めて7万5000ドルを下回り、すでに軟調な暗号資産市場にさらなる圧力をかけた。8万ドル台からの急落を受け、トレーダーの間では調整が深まるのか、それとも2023年の回復局面をなぞるのかという疑問が強まっている。 ビットコインは11月6日、約8万307ドルから約7万4800ドルまでおよそ6.4%下落した後、7万5600ドル近辺まで小幅に戻した。テクノロジー株、半導体株、AI関連株に強い売りが出て、世界市場に圧力が広がった。米新規失業保険申請件数が市場予想の19万7000件に対し予想外に18万9000件へ減少し、米労働市場の底堅さを示したことも大きな引き金になった。市場予想を上回る強い内容を受け、金融緩和への期待が後退し、ビットコインなどリスク資産が売られた。 売りは大規模な清算も招いた。CoinGlassによると、24時間で11万1345人のトレーダーが清算され、損失総額は4億2718万ドルに達した。ロングポジションが約3億2700万ドルと全体の約76.7%を占めた。 下落にもかかわらず、著名な暗号資産アナリストのAsh Crypto氏は、ビットコインの現在の週足チャートが2023年の局面と似ているとみる。2023年は週足の50週移動平均と100週移動平均の間で推移した後、レンジを上抜けて大きな上昇相場に入った。現在も、約8万7400ドルの100週移動平均付近で反落した後、再びこの2本の平均線の間で動いている。 同氏は50週移動平均の約7万5500ドルを最初の主要サポートと位置づける。さらに下落した場合、約6万7800ドルの200週移動平均が次の注目水準となる。7万5000ドル割れ後の買い需要は前回の安値時より強く、市場需要の前向きな変化であり、自身の最も強い買いシグナルの一つだと指摘した。 ビットコインは8万7400ドルを奪回できるのか。現在のチャート形状を維持するには7万5500ドル超を保つ必要がある。買い手がこの水準を守れば、まず8万2000ドル付近の抵抗線を試す可能性がある。8万2000ドルを明確に上回る回復となれば、約8万7400ドルの100週移動平均が再び視野に入る。週足RSIは50近辺で、通常の弱気相場の領域をなお上回っている。ストキャスティックRSIも弱まっており、一段の下落余地を残している。