米・イラン和平観測後退で金続落、FRB追加利上げ観測強まる
AI マーケットサマリー
金は7カ月ぶりの安値に下落した。米・イラン和平の見通しが後退したことでインフレ懸念が再燃し、FRBの引き締め強化観測が高まったほか、市場では9月利上げの確率をより高く織り込み始めた。貴金属全般(銀、プラチナ、パラジウム)の弱さは、実質金利と米ドルの逆風が強まっていることを示唆する。短期的な焦点は、金利見通しの再織り込みを促す材料として、ADP雇用統計と非農業部門雇用者数へ移る。
影響度
● 高い
影響を受ける資産
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金相場が下落し、7カ月ぶりの安値水準となった。現物金は1オンス当たり3981.69ドル。銀、プラチナ、パラジウムもそろって軟調に推移した。
米・イランの和平交渉の先行きが不透明感を増し、インフレ懸念が再燃。市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利上げを行う確率が67%に上昇した。クリーブランド連銀のハマック総裁は、インフレが鈍化しなければ利上げ支持に傾く考えを示した。
投資家は今後、ADP雇用統計と米雇用統計(非農業部門雇用者数)を見極め、金融政策の方向性を確認する構え。