Hyperliquid(HYPE)が最高値84.80ドルを更新、次の上値メドは92ドル
AI マーケットサマリー
HYPEは新たな史上最高値(約84.8ドル)を記録した。これは、AQAv2のリザーブ・イールド・プログラムが、67.4億ドルのUSDC預金に対するコスト調整後利回りの約90%をHYPEの買い戻しに振り向けており、初回の分配(10月3日)を前にプロトコルのキャッシュフローを押し上げる可能性があるためだ。規制面での見え方も、米国での利用可能性やCFTC準拠への道筋に関するコメントに加え、現物ETFへの資金流入の再開を背景に改善した。短期的なリスクは、12億ドル規模の大規模トークン・アンロック(8月29日)により引き続き高い。
影響度
● 高い
影響を受ける資産
HYPE/USDT+6.20%
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▲ 強気
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Hyperliquid(HYPE)は木曜日、1トークン=84.80ドルまで上昇し過去最高値を更新した。直近7日で2度目の最高値更新となる。足元では前日比で約4%高となる84.07ドル近辺で推移し、時価総額は190億ドルに接近している。
テクニカル面では、先週まで上値を抑えていた77ドルを上抜けた後、同水準を支持線として維持。週足・日足とも次のレジスタンスは92ドル台と示唆されている。
材料としては、8月26日にAQAv2のリザーブ・イールド・プログラムを有効化。USDC預入残高67.4億ドルに対するコスト調整後利回りの約90%が、HYPEの買い戻し原資に回る仕組みとなった。利回り3%のケースでは年換算で約1.82億ドルの上積みとなり、現在の収益(1日あたり約276万ドル)に対して約18%の増加に相当する。初回の分配は10月3日に予定されている。
規制・商品化の観点では、ドナルド・トランプ大統領が8月20日、Hyperliquidが近く米国で利用可能になる可能性に言及。CFTC(米商品先物取引委員会)は適合ルートの整備に取り組んでいるとされる。現物型HYPEの上場投資信託(ETF)には資金流入が再び見られ、HYPEは今月、主要10銘柄の中で最も強いパフォーマンスを示している。
値動きの内訳を見ると、77ドルを上抜けた週足のローソク足は約40%上昇。その後は今週いったん76.75ドルまで下げたが、反発して切り返した。HYPEはこれまで上昇トレンドラインで3度反発しており、3回目は8月上旬、フィボナッチ0.618水準の55.41ドル近辺だった。週足RSIは再び70を上回っており、5月中旬に同様の水準を付けた局面では、その後に前回の最高値へ向けて約100%の上昇局面が続いた。仮に類似の展開となれば、フィボナッチ1.618拡張の111.93ドルが視野に入る。
一方、出来高は1月の水準を大きく下回る。日足では8月19日にスーパートレンドが強気転換し、HYPEが68ドルを上回る限りシグナルは維持される。8月21日から25日のブレイク局面では出来高が増加。ボラティリティは8月12日に0%まで低下した後、数日間100%に達し、現在は約40%まで沈静化している。
次の上値目標はフィボナッチ1.272拡張の92.37ドルで、現値から約10%上の水準に当たる。
需給イベントとして、Hyperliquidは8月29日に12億ドル規模のトークン・アンロック(ロック解除)を予定し、1カ月後にも追加のアンロックが控える。日足終値で68ドルを割り込むと、強気の構造は崩れる。