Strive、ビットコイン6,182枚を追加取得 保有量4万3,000BTCに

Striveは2026年10月26日付の米証券取引委員会(SEC)提出書類で、10月17~23日にビットコイン6,182枚を取得したと開示した。手数料込みの平均取得単価は1枚約8万2,732ドル。保有量は3万6,818BTCから4万3,000BTCに増加した。同期間の現金および現金同等物は3億1,750万ドルから5億440万ドルに増えた。発行済株式数と優先証券の変更も明らかにしている。 別の目論見書補足で、15%のSeries A Perpetual SATS優先株を最大10億ドル相当、順次販売するATMプログラムを示した。これは販売枠の設定であり、全額調達済みではない。優先配当や資金調達コストは、将来のビットコイン値上がり益と見合う形で管理する必要がある。 企業の財務戦略はビットコイン需要を生むが、財務リスクも集中させる。ビットコインには契約上のキャッシュフローがなく、相場が弱い局面でも営業費用や証券関連の義務を賄える資金力が要る。保有枚数の増加だけでは、希薄化や調達コスト、ガバナンス上の懸念は消えない。 次回開示では、取得が続くか、優先株で実際にどれだけ資金を調達したか、発行済株式数の変化後に1株当たりビットコイン指標が改善するかが焦点となる。今回のSEC書類は取引の実態を示すが、ビットコイン価格の上昇や同社戦略が直接保有より安全であることを裏付けるものではない。投資判断では見出しの保有量だけでなく、資本構成や流動性、どの主体が責任を負うか、保有者が実際に何を換金・移転できるかを確認する必要がある。