中央銀行はバランスシートで"金"に投票している(Kitco News/@neils_C)
AI マーケットサマリー
ワールド・ゴールド・カウンシルとOMFIFの調査によると、中央銀行と準備資産運用担当者は金をますます優先しており、過去最高の45%が今後1年で金準備を増やすと見込んでいる。意向だけでなく観測されたバランスシート上の行動に重点が置かれていることは、金融の分断が進む中で、従来の準備資産から分散するという見方を補強する。これは戦略的な準備保有としての金の役割を裏付け、短期的な需要センチメントを下支えし得る。
影響度
● 中
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言葉より行動がものを言う――この定番句は、年後半の金市場を読み解く重要なキーワードになりそうだ。先月公表された中央銀行関連の調査は、金に対するスタンスが一段と強まっていることを鮮明に示した。世界金協会(World Gold Council)の調査では、今後12カ月で自国の金準備を増やす見通しだと答えた中央銀行が45%と過去最高に達した。OMFIFの年次調査でも、グローバル金融システムの分断が進むなかで外貨準備の分散が続き、準備資産として金を選好する動きが根強いことが確認された。
もっとも、調査が示すのは政策当局の"意向"にすぎない。その後の動きは、この見方をさらに裏付けるものとなった。中央銀行は言葉ではなく、バランスシートを通じて金への支持をより明確に示し始めている。詳細はKitcoに掲載。