ビットコインETFに4.33億ドル流入、BTCは8万ドル台へ再浮上
AI マーケットサマリー
BTCは、米国の現物ビットコインETFが前日の大幅な流出を受けて、FidelityのFBTCとBlackRockのIBITが主導する4億3,300万ドルの急増した純流入を記録したことで、8万ドルを上回って反発した。流入への反転は機関投資家の需要再開を示し、暗号資産における短期的なリスク選好を支える可能性がある。ただし、8万2,000~8万3,000ドルのレジスタンスゾーン近辺での失敗が繰り返されているため、上値の伸びが止まる可能性に対してポジショニングは引き続き敏感だ。
影響度
● 高い
影響を受ける資産
BTC/USDT-0.96%
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▲ 強気
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ビットコイン(BTC)は9月20日、前週に7万6,000ドルを割り込んだ水準から急反発し、8万1,000ドル近辺で推移した。市場の焦点は、上値を抑え続けてきた8万2,000〜8万3,000ドルのレジスタンス帯を買い方が突破できるかに移っている。
追い風となっているのが、米国の現物ビットコインETFへの資金流入の再加速だ。Farside InvestorsのBitcoin ETFフロートラッカーによると、9月18日の純流入額は4億3,300万ドル。FidelityのFBTCが3億1,070万ドル、BlackRockのIBITが1億840万ドルで主導した。前日も1億5,950万ドルの流入が確認され、週前半に目立った売りを一部打ち消す形となった。
BTCは心理的節目の8万ドルを回復した一方、当面の最重要ポイントは8万3,000ドル。8万2,000〜8万3,000ドルを明確に上抜けて定着すれば、8万5,000〜8万6,000ドルを視野に入れる展開もあり得る。ただしその水準では売りが再び強まりやすい。Coinpaperは最近、BTCが8万2,000ドルの上抜けに苦戦してきた背景を取り上げており、今回の動きはその流れを引き継ぐ格好だ。
強気材料は、ETF需要の回復、8万ドル台の維持、反発による短期モメンタムの改善。弱気材料は、過去にも同水準で上値を抑えられてきた点に集約される。
ETFフローの反転が注目されるのは、直前まで厳しい局面が続いていたためだ。米国の現物ビットコインETFは9月15日に約4億5,040万ドル、9月16日に2億9,590万ドルが流出した後、次の2セッションで流入に転じた。この反転は、Coinpaperが先に報じた「48時間で約7億4,600万ドルがビットコインETFから流出した」局面とも重なる。