ボルトン氏、対イラン交渉で「トランプ氏は手玉に取られた」と批判
米国の元国家安全保障担当大統領補佐官ジョン・ボルトン氏は、イランが交渉でトランプ米大統領を「手玉に取った」と述べ、戦争終結に向けた合意を急ぐ姿勢がイランに有利な条件をもたらしたと主張した。ボルトン氏は、トランプ氏が地政学上の含意よりもエネルギー価格、とりわけガソリン価格の引き下げを優先したと指摘した。枠組み合意の本文が公表されていないことから、イランのウラン濃縮、制裁緩和の範囲、ホルムズ海峡の実効的な通航確保を巡って疑問が残るという。こうした見方は原油・ガソリン市場にも波及し、合意が対イラン抑止を弱め、湾岸での供給途絶リスクを高めるとの懸念につながっている。